2011/11/14 Mon 17:14 バックパッカー | 旅行 | ガボン
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ここんとこ 戸塚ヨットスクール を凌ぐ厳しい環境だったせいか、
ブラザビルに着いた途端に 高熱 が出た。




やっと外からの脅威が去ったと思えば、
次はテメエ自身で試練製造ッ!!






































わしゃ体質的に熱には強く、
39度くらいなら 普通に生活できる のだが、
熱は上がるでも下がるでもなく、
連日ずっと 38度台をキープ




体調が悪くないのに熱だけ出てるってのが
かえって 薄気味悪い
 



マラリアならもっと
ガッと来て ブワァーっとなる はずだし…
もしや 謎の新たな風土病 なのか????
それとも、以前の病気にこんな後遺症があるのだろうか??


































キンシャサの日本大使館の職員は


「キンシャサにも、ブラザビルにも、
 マトモな病院はいっこも無い 」


と 言い切っていた。



今のとこ熱以外はどーもないが、
マジな病気だった場合、
こんな所に居るのは 絶対にマズい



ゆっくり休んでる場合じゃねえ。
動けるうちに、
急いで「安全な場所」まで移動しなければ…!!
ここではない どこか へッ!!








































日本大使館があり、
オイルマネーで割と潤ってるっぽい国、

大きな地図で見る
ガボン。

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▲これもガボン




首都リーブルビルは かなりの都会 だと聞いているし、
キンシャサほど治安も悪くない
ここなら病気になっても何とかなるかもしれん。



もしかしたら、
うまいこと帰りのチケットが見つかる可能性もあるし、
今! 目指すならガボンがアツい!!





























warpzone.gif
ということで ワープ土管 でもあれば
すぐにでも行きたいところだが、
そこは インフラの貧弱さ では他の追随を許さぬ中央部アフリカ




ガボンに行くには
途中、列車を利用したとしても 所要3日
首都リーブルビルまでとなると 更に2日 は必要だから、
最低でも 5日間は移動し続ける ことになる。





移動の途中で体調が悪化したら アウツ…!
なお、
サラっと「列車」なんて書いたが、
この列車は 反政府武装集団「NINJA(ニンジャ)」
の潜伏地域を思いっきり横切るので、
けっこうな確率で 列車強盗に遭う という、
おぞましい路線なのだ。
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病気になるかもしれん上に
強盗が出るかもしれん…って、
ただの帰り道にいちいち命が懸かってる ロード第十三章ッ!!













































列車は2人掛け指定席
知らない人があと2人 座ってくるという、
バスや船と全く同じく
「居住性」を完膚なきまでにシカトした攻めの輸送法。





通路はもちろん、
座った乗客の股の間をも人で埋め尽くされ、
窓も変に上~の方にだけあって 全ッ然空気循環しねえ し、
ザ・ニンジャの
地獄めぐりNo.4 焦熱地獄
を思わせるクソ蒸し暑さだ。





これで 16時間ほどコトコト煮込まれた あとは

「詰め込み過ぎて身動きが取れない

という サルみたいな理由 で
窓から列車を降りろ と言われる。




老若男女の区別などなし!
片足血だらけで、
筋力が衰えまくって腹筋が1回もできなくなってるわしに、
スペランカーより弱い わしに
ここから飛べと!?




てめえらの血は なに色だーっ!!


































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ドスっ。




てぃんこてぃんこてぃんこてぃんこてってってっ♪
※ スペランカーが死んだ音



























最近気付いたんだがわし、
思った以上に ダメになってる




入院 → 船の中 → 監獄 と、
2か月近く「せまーい空間」にいたのでわからんかったが、
こうやって行動範囲が広がると
荷物が重いわ歩くのがつらいわ、
ただの日常生活が ビリーズ・ブートキャンプ みたいにキツいのだ。




その辺ちょっと歩いただけで目の前がチカチカするし、
息は荒くなり、足は引き摺り、かきたくもねー汗をかく。
パッと見あからさまに 手負い感丸出し なので、
悪い人▼に見つかったら たちまち狩られるッ!!
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チャームポイントは「体力」のはずの
わし史上に燦然と輝く 最弱モード


史上最弱が…

最も最も最も最も最も最も最も
最も最も最も最も最も最も最も
最も最も最も最も最も最も最も最も自分的に恐ろしいィィ

マギィー!!




























でその カニベース並の超人強度(2パワー)のまま
次は トラックの荷台で丸一日



ちなみに雨が降っていて、
ビニールシートを 死神博士 のように被って丸一日。
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翌朝、四駆に乗り換えて半日
黒人のくせに急げ急げ言ってキレまくる、
狂犬みたいな運転手の車で半日。
































車を探すのに半日。









今度は乗用車で半日。
etc…






















途中、これでもかというくらい検問所があって、
洩れなく カネよこせ って言われて、
断ったらすげえあっさり諦めてくれるので
それは逆にビックリなのだが、
カス役人の事務処理能力
小学校低学年以下 なのが腹立つし、
スペランカーなわしは
いちいち車を降りるだけでも 死亡する し、
そんで荷物全部開けて見せろとか言われりゃあ
ゼェゼェしながらそれに従う。


















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連日グッタリだった。
グッタリの原因が、
もう疲れなのか病気なのかさえもわからん。





休みたくても
入院以来 熟睡 ってものができなくて、
痛みやら警戒心やらで1時間ごとに目が覚めるという
草食動物のような睡眠サイクルでは回復できず。



これが いま流行りの「草食系男子ってやつ?
こういうのがモテるの??









































コンゴ共和国は道こそダートだがキチっと平らに均され、
コンゴ民主のアレ>> とか ケニアのソレ>> に比べりゃあ
どう見ても「いい道」だったし、
役人の類もヌルかった。




普段なら どうってことない移動 なんだろうが、
体調次第で
ファイナルファンタジーⅢのラストダンジョンくらい
長く険しい道のりに感じられるものか。
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歩けること




























動けること
































食べられること


























元気なこと





































まさに


何でもないような事が 幸せだったと思う 


とはこのことッ!!





































お年寄りとか、みんなにもっとやさしくしようと思った。
二度とは戻れない夜 かもしれんが、
本人が二度とは戻りたくないと言っている。