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2011/10/30 Sun 16:45 コンゴ民主
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エグれた足を庇いつつ、
座りしまま微動だにせず。


そんな 鎮守直廊の独眼鉄先輩 を嫌でも思い出すコンゴ川船上生活。

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船旅はトータル 3週間
ケガの回復にはうってつけの環境、となるはずだった。



しかし、
終盤にさしかかってもなお
傷口は一向に塞がる気配を見せず、
足裏から染み出る 変な汁 には、
おびただしい数のハエ が群がってくるのみ。


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相棒が持っていた化膿止めの軟膏。


傷口をドロドロに溶かして肉化する、
この スタンドのような薬 のお蔭で
何とか足は腐らずに済んでいるが、


退院から数えれば 1か月 は余裕で過ぎているのに、
わしはいまだマトモに歩ける状態にはなっていなかった。



































更に、
貧血による 圧倒的スタミナ不足 が全く元に戻らない。
マラリアの後遺症…なのか?これ。




以前書いたように
病院ではカーテンの開け閉めにも息切れを起こすほど。
それがこの時点でも、両手の爪を切るだけで30分以上を要するヒドさだ。



一挙手一投足のすべてが自分でも信じられないくらいヨボヨボしていて、
栄光の アラセブ世代 の気持ちが完璧に理解できたと自負する仕上がり。



他人の体を借りているというか、
ギニュー隊長に「チェンジ」された悟空というか、
わしの体はもう、わしのものではないような重たさだった。


































絶好調の状態を100とするなら、
入院中は1 で、今は 5くらい だろうか。

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一応、
5倍のゲイン で回復している点が「明るい材料」と言えなくもないが、
1か月も経ってこの程度、ということは、
全快まではどれほどの時間が必要なのだろう。
考えただけで 羊水が腐りそう だ。





唯一の娯楽というか、
回復を早めようと、
船では動きもせんのに食って食って食いまくった。
「バキ」に出てくる人みたいに。



七輪で炭火を焚いて、

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サル だの

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ヘビ だの

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カタツムリ だのを喰らった。



準備して、食って、片づけて…
3回繰り返すとそれだけで一日が終わっていく
シンプルにも程がある 果てしない「生きる作業」の繰り返し。



その
縄文時代の如きライフスタイル が自分のリズムに溶け込んでくると、

「足なんかそのうち何とかなるべ」

と、幾分か気が紛れた。




そう、
焦ることはないんだ。
時間さえかければ、少しずつでも希望は見えてくるのだから。
んーじゃあ今日は何を食おうか…
























































































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って着いてる!!





































首都キンシャサッ!!!






























広大な熱帯雨林の果てに浮かび上がる摩天楼。
長きにわたるコンゴ大横断のフィナーレ。



これが見えた時は
もっと感動する予定 だったのだが、
感動どころか迷惑千万なフライングご対面だ。



元々、治安がいいとは言えない大都会キンシャサ。
しかも、今年は大統領選挙を控えていて
あろうことか今月(11月)、3週間後に実施される。



「こんな体で行って大丈夫なのか?」




という危機感だけが先行して、
毛の先ほども嬉しくない。




































まあ、
着いてしまったものはしょうがない ので、
荷物をまとめて降りる準備をする…












というか…













準備できてねえのに迎えに来たよ…
































毎度おなじみ DGM(デージェーエム)ッ!!
※ DGMについては ・コチラ>>








































可能な限り ケガ人であることをアピール しつつ、
とりあえず手ブラで船を降りて
港でいつもの手続きだけは済ます。



いつものように金品を請求され、
いつものように断る。



意外とヌルい。



























で、
すぐに船に戻れるのかと思いきや…
































なぜか
車で連行ッ!!



































まあ一か所終わってもその後ろに大ボスが居る、的な

「バラモス → ゾーマ 方式」

はよくあるパターンなので、
今回もそんなとこだろう。


























連れてこられたのは また港


































大都会キンシャサにはいくつも港があり、

① わしらの乗っていたような大型の貨物船が着く港
② 昨年「麦わらの一味」が乗ったような小さな船が着く港
③ 高速艇が着く港

など、いろいろあるようだった。


ここは、中でも一番賑やかな港。





大きな地図で見る
地図↑を見ればわかるように、
コンゴ民主共和国の首都キンシャサ(わしの現在地)と
コンゴ共和国の首都ブラザビル
コンゴ川を挟んで対岸で向かい合っており、
この港は国境の役目を果たす、重要な場所っぽい。



公用語はフランス語なのに、
現地人はなぜかそこを「Beach(ビーチ)」と呼んでいた。
そもそも泳げる場所でも砂浜でもないのだが、
みんながそう言ってるので、以下ここを

「ビーチ」

と呼ぶことにする。便宜上。





で、「ビーチ」にもDGMがあって、
そこへ連れてこられたわしら。
































またしても 無意味な尋問 を受け…



































5時間経過ッ!!



































ぬう。


今までなら 小一時間も粘れば釈放 というパターンが主流だったが、
キンシャサのDGMは一味違うらしいな。




そもそも「ビーチ」は国境ゆえ、
DGMのターゲットは


「対岸のコンゴ共和国ブラザビル)から渡ってくる外国人」


のハズなのだが、
もう2か月もコンゴに居るわしらを
新入生いぢめみたいにココで取り調べる意味が分からん。
































挙句…


























「港は 閉める時間 だから」と、
また車に乗せられて移送ッ!!


































中心街にある DGM本部 へッ!!


































うっ…

「バラモス → ゾーマ」

どころか

ムドー
デスタムーア
→隠しダンジョンにダークドレアム


の ドラクエⅥ方式ッ!!



ラスボスより強い敵がいて、
エンディング後もまだまだ遊べるぜーっ!!
(迷惑)

































そこでも3時間ほど 何の説明もなく 拘束され、
のちに現れた役人曰く…





































「キミたちのビザは 無効だ。






































ここまで来て 入国当初の悪夢 がっ!!!



























「居住国(わしらの場合は日本)以外で取得したビザは無効



この理解不能すぎる 剛田ニズム宣言 は、
入国1回目のあの時以来、
二度と耳にすることなくここまで来た。



だからアレは、
ブニア(という村)のDGMが気分で作った 子供だましのウソ だと思っていたのだが…





































首都キンシャサでも まさかの大ブーム!!







































キンシャサの役人は口裏を合わせているとか、
そんな雰囲気ではなかった。
全員が全員、真剣にそうだと思い込んでいるようだった。



結局のところ
そのお達しが本当かどうかはわからない のだが、
そのルールを ゴリ押ししてくる人間 や
本気で信じている人間 と対峙する以上、
それは 真実として扱われる。


即ち…





























(少なくとも今のキンシャサでは)
このビザは ガチで無効 なのだッ!!



































キンシャサのDGM本部がちょっと他と違うのは、
それに対して 金品の請求 などはなく…

















































いきなり
逮捕。





























ガシャン。
































わざわざまた車に乗せられ、
あまり町では見かけないドでかい鉄扉の向こうに パイルダーオンっ!!




























タライ廻しが重なった結果、
ヤバいことに
今、わしらがどういった事情でココに運ばれたのかを知る者が 現場にいない



「ほう」「れん」「そう」


という概念がこれっぽっちもない国なのだ。



パスポートはさっきの本部に置きっぱだし、
引き継ぎを一切せずに牢獄送りにされた東洋人は、
監守から見りゃ、言い訳の余地なしの 単なる犯罪者 に過ぎなかった。

































「げっへっへ。地獄へようこそ。」

































普通に生活していたらまず聞くことのできない レアなセリフ を吐きつつ、 
監守連中のボスと思しきオヤジが、
これ以上ない ゲスな笑み を浮かべて、わしらを奥の通路に追い込む。





もう夜中だった。


コンゴ民主共和国首都・キンシャサ。
その記念すべき1泊目はなぜか 檻の中 に決定ッ!!

































ゴールの余韻に浸る間もなく、
というより、
到着した実感すら無いまま、
旅は 予測不能すぎる新章に突入ッ!!










































…ってか、どうなるの?
                                            (つづく)
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