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2011/06/13 Mon 23:42 ナミビア
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砂丘に岩山、月面世界を思わせるような峡谷、そして動物たち…
バラエティに富む、美しい自然で旅人を魅了してやまない国、ナミビア

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この地をアフリカ旅通して栄光の ベスト1 に挙げる旅行者も多い。
南アで見た情報ノートでは
「ナミビアは裏  らない」
と、間違いに気付かないほど強力リコメンドしていた旅人もいた。
南部アフリカの良心・ナミビア。



しかし、ナミビアは公共の交通機関が発達していないのが難。
細かい移動はヒッチが主流となる上、
主だった見どころには旅行者の車ぐらいしか行かないので、それも難しくなる。



もちろん現地発のツアーに参加する、という手はあるが、
なんだか 恐ろしく高い ので
「見どころはあるけど、どうやって巡るか」が、
多くの旅行者のアタマを悩ませているのだ。




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そこで登場するのが、レンタカー である。





あんまり知られていないことだが
南部アフリカ諸国は日本と同じ右ハンドルの左側通行
海外ドライブ初心者には、何気にありがたい環境だ。
道は未舗装も多いが交通量が少なく、走りやすい。


そんなワケで、
特に日本人旅行者の間では、何人かで集まって数日間車を借りて、
一気に周辺を巡ってしまおうというスタイルが定番化している。




わしは切り詰めることに命を懸けるほどの節約派ではないが、
まあ安く済むならそれに越したことはない。
何よりレンタカーは
ナミビアのスカッとした大自然の中を自分で運転できる、
というのが魅力的だった。
計算すると一人で借りたらツアーと同じくらいのカネがかかるが、
最悪、人数が集まらなければ一人でも、と思っていた。




まあそーやって気軽にレンタしたばっかりに、
後々 シャレにならんトラブル に発展したケースも、
実はかなりあったりする。


スピード違反による罰金、
車体の破損による賠償騒ぎ、
そして、慣れない環境、長距離を運転することに起因する 大事故



「横転して20時間近く砂漠で救助を待った」だの
「川を渡ろうとしたら思いのほか深くて車内まで浸水した」だの
「スリップ→クラッシュ→全損→ひじを2針縫う大ケガ」だの、



「レンタカーを借りました」
という情報のおよそ 4割近く が、
ラストをそういった何らかのハプニングで彩っているのだ。
「みなさんは気を付けてくださいね」と。



これだけ警告めいた情報が氾濫している上でなおトラブルが起こるということは、
実際の発生率は 4割どころではない のだろう。
トラックドライバーのバイト経験があるわしは
そんなドン臭いことにはならんと思いたいが、
「注意していても何かある」ぐらいの気持ちでいた方がいいということだろう。



そういう状況を考えると、
一人で借りるよりは数人で借りた方がいいのは明らかだ。



人数が増えれば、色々なリスクが分散できる。
疲れたら運転を交代できるし、
夜通し運転して距離を稼ぐことも、場合によっては可能だろう。
もちろん値段も安くなるのだから、メリットしかないぐらいの勢いである。




というかわし、
「誰か詳しい人がいるだろう」
と思ってナミビアのことを ほとんど調べないで 現地入りしてしまったし、


万が一何かあったら額が額なだけに、
できるだけ「自分の」クレジットカードは使いたくはない。


そして、極め付けは
念のため国際運転免許証を取得してきてはいるのだが、
実は 有効期限がとっくに切れている のだ。
だから、リアルなことを言えば 


・(期限の切れていない)免許を持っていて
・クレジットカード使用にためらいのないタイプで
・ナミビアに気合十分で来ていていろいろ調べ上げている人


が現れないと、ほぼアウトみたいなもんだ。
バブル期の「三高」みたいなムチャな条件だが、
そんな王子様の出現を、あつかましくも密かに心待ちにするしかなかった。





















首都ヴィントフックでも一番の人気宿に泊まると、
1泊して最初の朝、いきなりその時はやってきた




到着したばかりと思しき2人組の東洋人女子。
見たとこ日本人?いや韓国人か?



1人は コロコロの付いたスーツケース を転がしている。



もう1人はOLさんがよく持ってる おしゃれバッグ を脇に抱えている。




長期のバックパッカーの多くは
そのまま登山ができるような アウトドア的な恰好 をしているものだが、
彼女らの外見はその常識に照らすと、明らかに異質だった。
いや、別に日本人としておかしいワケではないが、
そういう服装の人はこんな 一泊1000円ちょっと の宿ではあまり見かけないので、
一目見て「異世界の人々」といった印象を受けた。
まるで 叶姉妹 が100円ショップに入ってきたかのような違和感だった。



























どうやら日本語らしき会話が聞こえる。
話しかけたい…が、いいのかな。














生粋のバックパッカー同士なら問題ないのだが、
彼女らが「仲良しOLの週末二人旅」とかだったら異国情緒を味わいに来てるはずで、
日本人の登場など、却って迷惑に違いない。



いやでも1000円ちょとの宿に来てるってことは…うーん。
判断が難しいなキミたちは。





















ウダウダ考えていると、宿のスタッフがわしを指差しながら、
彼女らに向かってこう言った。


「ほら、ここに日本人がいるわよ。探してたんでしょ?」














う…
わざわざ指差すってことは、
向こうにわしは日本人だと思われていなかったらしいな。






























すばらしく都合のよいことに、
どうやら叶姉妹もレンタカー同乗者を探しているらしかった。



短期旅で時間が限られている二人は
「高くてもツアーでいいか」
と思っていたそうだが、
そのツアーが週1回しか出発せず、それも次は5日後。
だったら誰か探して一緒に回った方が、という思惑らしい。
借りたい期間も3~4日と、条件もわしとピッタリだ。




うぬう。ツイてるぞ最近のわし。


















短期旅行でわざわざナミビアを選んだということは、
限られた時間を有効に使うため、
きっとこの国のことをよく調べてきたに違いない。
まずは第一条件クリア…















「で、お二人はどの辺を巡りたいとかってあるんですか?」




















「わたくしたち、あまりよくわかってなくて…
 砂漠にさえ行ければあとは…ねえ美香さん。」
「そうね。お姉さま。」
























調べてねえのかよ!!






































「ツアーでもいい」と思っていただけあって、
彼女らはどの見所をどの順番で巡るといった考えは全くなく、
完全なノープランッ!!

「歩〇方」の最新版を持ってるくせに全く読んでおらず、
地名すらアタマに入っていない様子だ。





「どこの見所がオススメ」とか、
「どの道を通ると速い」とか、
「車はどこで借りるのがいい」とか、



みんなでちょっとずつ情報を持ち寄れれば強い!!
と思っていたのに、
予備知識ゼロ って…
アフリカをナメるなっ!!
(わしもです)























…まあいい。


いや、
値段が3分の1になるってだけで、メリットとしてはかなりデカい。




それに、
話を聞いていたら二人とも旅慣れてはいる感じだ。


英語力ッ!!


この点で彼女らは、大いに助けになるに違いない。





















「わたくしたち、英語はあんまり…ねえ美香さん。」
「そうね。お姉さま。」





















普段はべらせてる メンズ はっ!??

グッドルッキング・ガイ はっ!??



















いや、ホントはそこそこ喋れるのに、
全部丸投げしてるんじゃあるまいな。





















ぬう。
怪しい空気になってきたっ…だがっ!!

彼女らが運転大好きで
カードで買い物するのがステイタスみたいな感覚の持ち主だったらそれでよし!!

今こそセレブの実力を見せつける時!!カモンッ!!
























「あら。わたくしたち、免許がないんですのよ。ねえ美香さん。」
「そうね。お姉さま。」













































それでレンタカー借りようとしていたなんて、
信じられないっ(泣)!!




















思い描いていたのと 真逆の条件を持つ 2人の出現ッ!!














するてえとアレかい(江戸っ子風に)。



免許がわしのしか無いから
代表者(運転手)として わしのクレジットカード で車借りて、
運転は すべてわしが して、

免許証が期限切れで捕まったらわしだけ罰せられて、

万一、事故や違反でも起こそうものなら
ものすごい額のアレが わしの口座から 引き落とされて、

しかも期限切れ免許の件がバレたら保険とか下りない可能性さえあるのに
それらを全て、背負えと。
そういうこと?

























これって
1人で借りるのと何も変わらん 気がするんですが…





















なんだこの ハイリスク・ノーリターン な取引。

































他人にやろうとしていたことが
まんま自分にハネ返って来る とは…

自分の罪深さを改めて思い知ることになる。
きいたぜ…てめえのパンチ…



















が、日本にいたらまず接点のないであろう ゴージャス美女2人 と
数日間ドライブができると思えば、それはそれでオイシイ展開。


値段はもちろん安くなるし、
冷静に考えれば、一人で行くよりずっといい。


なぜか宿に置いてあった 3Pしまくる官能小説 を最近読破したばかりで
無用なエナジーにあふれている ところ…




















うん、借りるよ。ボク。
(少年のような瞳で)





















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こんな所にも突っ込むよ!!





























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砂利だけど道もまっすぐだし、スイスイ走るよ!!






























































事故だって起こすよ!!







































ギャギャギャギャアアアア
って字が出てました。空中に。
(参考文献「頭文字D」)
















詳細はいずれHP「事件簿」で書くので省くが、
ただのまっすぐな道で車が 突如スピン し、
道の外に落ちてドリフトした後、牧場のフェンス手前ギリで停止。

ちょっと先には岩だの木だのが生えていたし、
マジで危ないところだった




















本当に何でかわからんのだが、
制限速度60km/hの道で 120km/h出したのが敗因 かな。






















幸い人間にけがは無く、
それどころか 車体すら 無傷



















今思えば 死んでもおかしくない 出来事だったのに、
乗ってる二人には ふざけているようにしか見えなかった らしい。



















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助かったのは
わしを含め3人共がなぜか 京都・鈴虫寺の御守 を持っていたおかげだろうか?



















それとも事故ったのはアフリカが再びわしを拒絶し始めたせいだろうか?

















様々な偶然が折り重なり、
この 運が好いんだか悪いんだかよくわからん事件 で
始まったナミビア・レンタカーの旅。

















「さすがはアフリカに嫌われてる漢(おとこ)ですわね。ねえ美香さん。」
「そうね。お姉さま。」
























いや、
アフリカに「呼ばれていない」だけなんですけど…



























いつの間にか 微妙にネガティブ感の高いアダ名 を付けられて、
後で見たら叶姉妹のブログにもそのまんま使用される始末ッ。





きっ、嫌われてなんかないもんっ(涙目で)!!















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それが証拠にファイナルは美しい 皆既月食 で飾り、
「わしってなんてラッキー」
と あのころの自信と肌のツヤ を取り戻したのだが…






















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世界の半分くらいで見れた らしいな。月食。
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