2011/11/16 Wed 14:30 バックパッカー | 旅行 | ガボン
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ガボンに入ると、
道が舗装になった。



























「? だから何だ?」


と思われるかもしれないが、
中央部アフリカでは大事件っつーか、
少なくともわしにとっては2か月半ぶりに見る、
懐かしきアスファルトの幹線道路だ。










ガボンには全てがあった。



電気も、
水道も、
なんと、お湯のシャワーまでも。



更には 観光ポイント までもがあり、
腐敗した役人による金品の請求など、
無くてもいいもの は、しっかり無い。




教会系の宿も多いガボン。
その第一印象はまさに 神の国ッ!!


※注:あくまで「この辺を陸路で通る者にとっては」で、
   冷静に世界ランキングで言うと180位くらいです。






































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最初に泊まった町・ランバレネがまた素晴らしくて、
宿も最高だし、
かの偉人「シュヴァイツァー」が設立したという
ウソのようにマトモそうな病院があった。




「倒れてもココなら安心」といったところだが、
田舎町でコレならば、首都はもっとすごかろう
と 欲が出る のが人情というもの。




首都リーブルビルには、
ナイスな教会系の宿 が2つもあるという。
清潔で、安全で、お湯のシャワーが出て…
アフリカ西海岸を縦断する数少ない旅行者の間では
ここら一帯のベスト として推薦される宿が。




落ち着くのはまだ早い。
正直シュヴァイツァーが何者か知らんし、
一気にリーブルビルへ!!










































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リーブルビル市内に入ると、
道の両脇に 破壊された建物 がやたらと目立つようになった。






というより…
この道に面した建物は 全部ブッ壊れて いた。







まさかの暴動の跡…? に見えなくもないが、
運転手が言うには、
リーブルビルは大規模な区画整理中で、
今通っている幹線道路を拡げる工事が始まったとこだとか。





そのために住民を立ち退かせたんだろうけど、
壁がなくなった家に
まだ住んでる人 とか居るぞ。大丈夫か。




なんか 嫌な予感 が…
































目当てのナイス宿に着いてみると、
建物こそ破壊されていなかったが、
2軒とも区画整理地域のすぐそばだった。



で、
その影響をモロに喰らう形で…





























いま 水道を止められている らしい。










































お湯のシャワーどころか
水のシャワーも出ず、
つーか水道自体出ないので
トイレさえ流せない…と。










でも値段は前とおんなじ!!(染之助・染太郎風に)










な・ん・じゃそらっ!!









































ナイス宿は道を挟んで二軒あり、
向かいのもう一軒は庭にテントが張れる
という話だったが、
それ先月から無くなったと言われ撃沈。





ちなみにリーブルビルで
そこそこ安い宿といったら ホントにこの2つしかなく
「他をあたる」という選択は
ブルジョワジー以外には許されない禁断の一手。





これまでに比べたら
トラブルとも呼べないような出来事だが、
ガボンみたいなマイルドな国で…
地味といえばあまりにも地味な向かい風ッ!!



































神の国・ガボン。
曰く、中央部アフリカの良心。
曰く、癒しの休憩ゾーン。
曰く、革命闘争の天才的な指導者
曰く、わが人民の慈悲深い父




後半なんか違う気がするが、
そんなガボンにまで微妙にジャブを喰らう
わしの「呼ばれてなさ」と言ったら…



もう何と形容していいかわからんわ。(募集中)


































安全、清潔、快適な環境を求めて、
決死の覚悟で挑んだ5日間に亘る大移動。



最終的に環境は 前とそんな変わんねえ し、
かつ、
体調はコンゴの頃から特別悪化することもなく、
かといって改善の兆しもないまま、
38度台の中途半端な高熱がその後も維持し続けた。




マジで何なんだコレ。
モルボルの くさいいき をくらったかのような
ステータス異常重複天国ッ!!

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リーブルビルでようやく日本語が通じる医者に診せることができたのだが、
そのセンセイ


「うーん。何とも言えませんねえ。」


つって 逃げやがった ので、真相は謎!







「医者にもわからんほどの難病なのか?」


と、無駄な疑惑 が張り付いただけ!!


































リーブルビルでしばらく過ごしても、
体調は良くも悪くもならなかった。




今のところ目に見えた症状らしきものはないが、
体内に爆弾を抱えた状態っつーか、
爆発するのかどうかすらもわからんっつーか、
それでいてまったりとしてコクがあるっつーか…
元気でも病気でもない生殺し状態。





休んでもムダ、ということだけは分かったので、
わしはポーションでも飲んで、サッサと次の脱出ルートを検討することにした。



帰国できてもこの体じゃなー…
いったい何をもって「終わり」と呼べばいいのか、
進めば進むほど、この旅の着地点は見えなくなっていくのだった。