2011/09/12 Mon 22:07 コンゴ民主
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「キミたちのビザは無効だ」






















「は???」

























ブニアの町に着いたわしらの目の前には、
誰にも知らせていないのになぜか お迎え が来ていた。


DGM(おフランス語で「デージェーエム」と読みます)…

日本語で言うと「移民局」ってとこだろうか。
現地人ですら町から町へ移動する際は許可証が要るこの国では、
外国人もいちいち訪れた町ごとに「登録」とやらをせにゃならず、
それを管轄するのがこの「Direction General de Migration」、DGM。
本来、こちらから出向くものだが外国人はいろんな意味で「お客様」なので、
先走って思わず迎えに来てしまったのだろう。


ゴー トゥ DGM!!

















ま、「登録」というのはタテマエで、
いろいろ難癖をつけながら 金品を請求してくる というのがヤツらの手口。
基本、パスポートを人質に取られて威圧的に来るので、
それをどう切り抜けるかがコンゴの旅の醍醐味の一つでもある。


ブニアはコンゴに入って最初の町らしい町。
ビザが無効って…
まずは第一回戦、そうきたかという感じだ。





















「だから、キミたちのビザは無効なんだ。
ほら。」



















「は????」


















その男が勝ち誇ったような顔で差し出したA4一枚の紙ペラには、
フランス語で


ウガンダおよびルワンダブルンジで発行されたビザは無効とするザンス。」


みたいなことが書かれていて、
ご丁寧に なんか偉い人のサイン とハンコまで押してあった。

わしらのビザは先週ウガンダで取ったばかりのもの。
だから、バッチリ問題があるのだよ、ということらしい。





























…どう考えても ウソだろ これ。


























今いるブニアという町はコンゴ東部に位置する町で、
そこに入ってくるような外国人は、
大抵は東側に隣接した国(ウガンダ、ルワンダ、ブルンジ)
でビザを取ってくるに 決まっている。


そこで取ったビザ だけ ピンポイントで無効なんて…
信じるやついるのか? というくらい幼稚な手口だ。



だいたい無効になるくらいなら、
ウガンダの大使館がビザ発給してくれたのもおかしいし、
そもそも入国できたのだっておかしいだろ。


ちっ。
そんで結局いくらよこせとか言ってきやがるのかなコイツらは…。






























「旅を続けるなら、キミたちはここでビザを取り直す必要があるんだ。
 ビザ代は6か月で 230ドル…






























出た―!!
クラウザーさんの
1秒間10回「カネくれ」発言ッ!!






















アフリカにはこーいう腐った役人が金品を請求してくる国はけっこーあるが、
請求されても だいたい1~2ドル だったぞ。


さすが大国コンゴ!!
賄賂の請求額も超ド級のスケールッ!!





























当然、払えるワケないのでシカトを通し

























なんか偶々、普段はキサンガニというところに居る
オリエンタル州で一番偉い人 が出張に来ていて、























そのエライ人(顔は極悪人)が

「別にいんじゃね?」

と言ったから1時間ほどで釈放されたけど…























あんな ニセ書類まで準備する なんて…
必死すぎるだろDGMッ!!
仕事しろっ!!DGMッ!!



























なんか学生の頃、
気の遠くなるような時間と手間ヒマをかけて
カンニングペーパーを作っていたヤツがいたが、
結局留年したアイツと 同じレベル なのか? ここの役人は。


















…いやそりゃアイツに失礼だな。