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2010/07/20 Tue 13:10 日本
押忍。


何の前触れもなくいきなり消息を絶つ漢(おとこ)専用ブログ、
ハンター×ハンター・コミネ だよ。
みんな元気かな?




で、
何事もなかったように話は唐突に始まるワケだが・・・




















「コンゴ民主共和国」 という国がある。
旧称・ザイール。



000b01



















アフリカ大陸のド真ん中、
赤道の南北に広がる、南米アマゾンに次ぐ巨大なジャングルを擁する国。
暗黒大陸アフリカの奥の奥の奥。
その最深部に、「コンゴ川」 という大河が流れている。


アマゾン川ほど有名ではないが、
密林を流れる大河、ということで、イメージは近いものがあるだろうか。


そのコンゴ川を、丸木舟に乗って自力で下る
そんな冒険心あふるるイヴェントが、
その昔、多くの旅人を惹きつけ、
「サハラ越え」 と並んで、アフリカ旅行の二大ハイライトと称されていた。
人はそれを 「コンゴ川下り」 と呼ぶ(ド直球だな)。




















雷が地球上でもっとも多く、
1年のうち10ヶ月が雨期という、ふざけた気候のコンゴ。
それゆえ道は舗装するにできず、
ぬかるみに開いた穴が 
大型トラック一台すっぽり収まる ほどバカでかいコンゴ。





1週間乗り続けたローリー(トラック)が故障やスタックで動かなくなると、
次の村まで80kmもの道のりを荷物全部持って歩き
更には自転車タクシーとボートなどを乗り継いで、
ようやくコンゴ川を臨む スタート地点 のキサンガニという町が見えてくる。
最寄りの国から陸路で、所要なんと 1ヶ月 。





まだ始まっていないのに、出発点に着いた旅人は 大抵泣く んだそうだ。
感動と、それを軽く上回るキツさで。





そこから丸木舟の旅が始まると、
緩やかな川の流れに任せ、気の遠くなるほどゆっくりと舟は漂う。
途中には小さな村がいくつもあって、
中には未だにヤリで狩りをする部族の集落もある。




舟から眺める情景は、
まさにディズニーランドの 「イッツ・ア・スモール・ワールド」 
・・・のカワイくないやつ。
そんな部族の村々にテントを張り、寝泊まりさせてもらいつつ、
毎晩襲い来る蚊の煙幕に耐えながら、進む。




マラリア、デング熱は当たり前。
見たことも聞いたこともない謎の病原体が、いまだにいくらでも眠っている密林。
エイズもエボラも、ここで生まれたと言われている。あらゆる伝染病の故郷。




食べ物も場所によってはイモムシ、サル、なんかの葉っぱが主食だったり、
偏った食生活の影響で緑色のウンコが出たり、
未開の地ゆえ人間はさぞかしピュアで温かいのだろうと思いきや、
軍や警察といった 国営のヤクザ がカツアゲ目的で行く手を阻む。




そんなのはまだ可愛気がある方で、
反政府ゲリラや 発狂した敗残兵 なんかもジャングルにわんさと潜んでいて、
全員がレイプされたあと皆殺しにされた村なんかもあるんだと。
およそこの世のありとあらゆる災難の宝石箱。それがコンゴだ。

















やめたくなっても、病気になっても、決して引き返すことはできない。
そうして水上生活も2ヶ月が過ぎた頃、
突如現れる人口700万の巨大都市、首都キンシャサ。




極限のジャングル体験を征した限界の向こう側に、
幻のごとく浮かび上がる、高層ビル立ち並ぶメガロポリス。
その激しすぎる落差は旅人の目に、一体どんな風に映るのだろう?




刑務所に数年食らいこんだ直後にキャバクラに行くような、
いや、それをも遥かに凌駕する達成感と官能的な衝動が湧きちらすに違いない。
言葉で表すにはあまりにも巨大で、複雑で、他の何よりも美しく煌めくパッショーネ。
ロマンティックが止まらない。













こんな旅。
わくわく・・・してこないか? 漢(おとこ)なら。

















「えーボクべつにィー」
っと、ちょい引き気味のチェリーボーイどもには、
選択肢として、 「客船」 と呼べるものも、あるにはあるらしい。
これもまたアツい。



「ONATRA(オナトラ)」 と呼ばれるそれは、
一艘の動力船の周囲に鉄のイカダを何枚も張り巡らせたもので、
その上にはラッシュ時の山手線をも遥かに凌ぐ密度で、
人が、モノが、そして動物がひしめき合っているという。



それぞれのイカダは居住ブロック、家畜ブロック、市場ブロックなどに分かれていて、
ダンスホールも、病院や警察さえもあり、その上で生まれて死んでいく人すらあるという、
まさに 「移動する村」



そこでは現地の音楽リンガラ・ポップスの爆音がラジカセから鳴り響き、
人々は 「アフリカ一うまい」 と言われるプリムス・ビールの瓶を片手に、
ずっと踊りながら暮らしている。
あまりの過密ぶりにちょっと隣のイカダにコーラを買いに行くだけで、30分くらいかかるそうだ。




しかも、外国人はモノ珍しいから24時間、絶えず周囲から 「見られている」 という。
それも、日本ならバッテリーが球種の相談をするときぐらいしか許されないような、
かなりの至近距離で。 
じぃぃぃぃぃーーーーーーーーーーーっと。



プライバシーなど一切なし。
それどころか、気づいたらウォークマンを勝手に使われているとか、
メシ食ってると知らない奴の手が勝手に皿に伸びてくるとか、
「所有」 という概念すらない、超巨大大家族的集合体オン・ザ・リバー。
その逆に食いものを誰かが恵んでくれるというのも当たり前で、
どれだけ長く船上に居ようとも、飢えることはとりあえず無いということだ。
ステキ過ぎる・・・



とはいえ、
オナトラは長大なコンゴ川にたった一隻しかなく(以前は3隻あったそうです)、
それが頻繁に故障しちゃあ修理しながら上り下り往復しているので、
運が良くても1~2週間、
ヘタすりゃ数カ月待っても乗れるかどうか、いつ現れるのかもわからない。
乗れたら奇跡の本物の 「幻の船」 。




乗ったからって出発して1時間もしないうちに故障することもザラらしい。
それを直すのに1週間くらい平気で漂流して待たされたって話もあるし、
もちろん屋根のないところへたっぷりスコールも降り注ぐ。
一瞬たりとも 「安心」 な時はない水上生活が待っている。



まあ丸木舟、巨大客船、いずれで行くにしても、
「二大」とか言われながら、道行きのハードさではサハラを完封で圧倒する。
コンゴ川下りは、
アフリカを旅する者たちの一つの到達点 なのだ。





















そんな少年ジャンプの世界から飛び出してきたような魔空空間の噂を聞いて、
わしはどうしてもそれを、自分の目で確かめてみたいと思っていた。

















しかし、やろうと思ってホイホイ実行に移せないのがコンゴ川下り。
近年、それを成し遂げたものはほとんどいない。


















理由は治安だ。


















アホ丸出しの独裁政権がアホ軍人に倒され、同じことを永遠に繰り返すアホ内戦やら、
ダイヤモンドやら地下資源の利権を巡って群がるゴロツキどもが起こす紛争やら、
隣国から押し寄せる難民やら、民族同士の争いやら・・・
コンゴという国は、国内に争いの 火種がハンパなく 多い。




つまり、いつ戦争が始まってもおかしくないというか、
基本、国のどこかで常に戦闘状態が続いているような、そんな国なのだ。



東部が落ち着いている時でも中部が戦闘中だったり、
首都キンシャサに問題なさげでも、すぐ上流のジャングルにはゲリラが潜伏していたり・・・



たしかに、外務省のHPなんか見ても、そりゃもう笑っちゃうくらい真っ赤だ。
シャア専用かと思うくらい真っ赤。



「コンゴ川下り」 は国の東の端から西の端までをブッタ切るルート。
よって、「全行程が安全」 という瞬間が、歴史上ほとんどないのだ。
1995年くらいまでは比較的落ち着いていて、
その時代に前述のような 「二大ハイライト」 呼ばわりをされていたワケだが、
今やビッグチャレンジの、その突入のタイミングはまさに 「神の領域」。



昔、「フロッガー」というゲームがあったが、そんな感じで、
車がブンブンすっ飛ばす5車線ずつの高速道路を、歩いて横断するようなものだ。

frog


そのスキ間に潜り込み、さらに無事、通り抜けることができる者は、
まさに 「選ばれた」 勇者だけッ!!




同じ海外旅行 でも、
ハワイには毎年100万人もの日本人観光客が訪れるそうだが、
21世紀に入ってコンゴ川下りを実行できた外国人は、
ネットや旅人のツテを辿って探しても、わしが知る限り わずか5人



実際はもうちょっといるとは思うけど、
エベレスト登頂者だって年間3ケタは出るぞ。
それにさえ遠く及ばないミニマムぶり。
ドアポスト、いやドアの上の方に付いてる覗き穴のごとき狭き門ッ!!



4年前、わしはその数少ない成功者にアフリカで出会ったが、
彼がそれを達成したのは1995年(つまり5人のうちの1人ではない)。
その時だってキンシャサにゴールしたひと月後にクーデターが起こったらしいから、
やはり相当な強運の持ち主ということだろう。




わしがまるで見てきたかのようにコンゴを語れるのも、彼のおかげだ。
彼の語り口は無制限に熱く、
ゾクゾクするような眼差しで往時のザイール、その息遣いを伝えてくれた。
彼と話したのはたった一晩だったが、その話があまりに面白かったから、
わしは今でもその全てを鮮明に覚えているのだ。





世界一周もしている彼曰く、
パキスタンのフンザ、ボリビアのウユニ塩湖etc・・・
「良かったところベスト5」 を挙げるのはなかなか難しい作業だけれど、
コンゴは簡単、別格中の別格なんだそうだ。
そのベストの5つの更に上にブッチギリで燦然と輝く、
究極のベストオブベストなのだと。




そして、もう一度その機会を得たならば、
たとえ仕事を辞めても、離婚してでも、是非もう一度挑戦したいのだと。



ついでに言うなら彼は当時独身。
結婚してもいない人間
「これから手に入れる予定の幸せ」 までも放棄できると断言する。
そこまで言わせるかっ。 コンゴ!!
だいたい聞いたけど、どんな国なんだコンゴッ!!




気になるッ・・・
女子高生が
「普段は目立たないクラスメートのあいつが文化祭のステージで演奏するのを見て以来、目が合うとなぜか胸がドキドキして、でも顔が赤くなっているのがバレたくないから話しかけられてもつい逆に冷たい態度をとってしまう」
くらい気になっている時のおよそ3.14倍!!



どうしても行きたくなった。
「普通は行けない」 ものだと知ると、余計に気持ちが抑えがたくなった。



世界中であと1か所しか行けないとしたら、迷わずコンゴを選ぶ。
そのくらい憧れた。



アジアにヨーロッパ、
まだまだ行っていない国はたくさんあるが、
コンゴ川下りができたら、
もう2度と旅ができなくなっても構わない。
本気で、そう思っていた。




漢(おとこ)の 「無い心」 をも震わせるコンゴ。
地球に残された、最後の 「冒険」 の舞台。






















そういう話を踏まえたうえで、2010年。
わしはアフリカに来ていた。




「どうせ行けない」
そう頭ではあきらめつつも、
旅のルートはエジプトからケニアへ、だんだんとコンゴへと近づいていく。



その途中、何人ものコンゴ人に出会った。
コンゴで働いていたという外国人にも、たくさん出会った。
少しずつではあるが、情報が集まってくる。



同時にわしは、出会った旅人という旅人に、
冒頭のような話を吹き込みまくっていた。



行けるかどうかは知らん。
でも、ちょっと君の予定コースを外れるだけで、
こんなに熱い毎日があるということだけは覚えておいてくれ。と。

















そして、夢を追う気持ちが扉を開いた。











ハジき出された結論は予想に反して 「行けるかも」 だった。
ケニアのコンゴ大使館でも、「今は比較的落ち着いている」との事。
見えない手が、わしの背中を押していると感じた。





すると、
それに呼応するように、
わしの話を真剣に聞いてしまった アホな旅行者 も、次第に集まり始めたのだ。
1人、そしてまた1人・・・



最終的に、わしらは4人になっていた。


























コンゴ川下りッ!!



















人として生まれ、男として生まれたからには、
誰だって一度はコンゴ川を目指す!!


コンゴ川など一瞬たりとも夢見たことがないッッ!
そんな男は一人としてこの世に存在しないッッ!!
それが真理だ!!



ある者は生まれてすぐにッ!!
ある者は就職に!仕事に!!
ある者は結婚に!子供に!!



そしてある者は政情不安や内紛に屈して、
99.9%はその道から外れていく!



しかしッ!!



ここに最後まで、夢をあきらめなかった者がいる!!


偉大なバカヤロウ4名ッ!!


この地上で誰よりも、


誰よりもッ


コンゴ川下りを飢望(のぞ)んだ4名!!



















紹介しようッ!!















出会った時点で既にエチオピア3カ月滞在!!
6年間、一度も帰国せず偉大なる航路(グランドライン)を目指す冒険王
必殺技:「ゴムゴムのファイヤーポイ」
麦わらのヒロ!!



実はリングネーム付きでリングに上がるリアル格闘家(グラップラー)!!
人には強いが雑菌には弱い
求道者ガザリアン!!



レザーマンツール一本であらゆるものを作り出す「神の手」!!
デカいナリして驚愕のフィンガーテクニックが唸る
ゴッドハンド蟲(むし)!!
↑なんちゅう名前だ・・・






そしてわし!!









アルジェリアで岩絵を見たとき(全員遊び人)
よりは大部マシな4人パーティーが完成ッ!!
















あとまあ偶々なんだけど、それぞれの風貌や特技から、
「麦わらでラバーメン(ゴム人間)」
「戦士」
「船大工」
と、まるで 例の海賊団 のような役割分担の豪華ラインナップぶり。
船に乗るという状況で、コレはオイシイ。



わしは・・・


うーむ医学の知識はないし、音楽的なものはなーんもでけん。
「例の一味」に ヌンチャク使い はおらんし・・・


























わしだけ役割なし??



























どうでもいいが
ドリフターズの「西遊記」で、
加藤茶だけ ハゲ親父の役 で出ていたような疎外感ッ!!












じゃあみんなのメシ作るから、 例の足技の人 の役でいい? ダメ?
何カ国語か(ものすごく中途半端に)操るってことで、陰のある大人の女(巨乳)のポジションでは・・・


いずれにしても ファンに怒られる な・・・


まあなんか、ゴミ箱にゴミを投げ入れたりするのは10回中6回くらい成功するから、
そげキング 的な感じでいこうか。
そんなステキな4人でお送りしていきます。
ロマンホラー! 深紅の秘伝説!!(深い意味はありません)





















この時、この瞬間に、たまたまわしらはアフリカに居て、
そして、たまたま同じ志をもって、漢(おとこ)たちは出会った。




このタイミング、この導き、
これはもう、偶然とは呼べないだろう。




敢えて言おう!
コンゴが、我々を呼んでいるっ。




生まれてきたのは、このためだったような気がしている。




バラバラになったサンシャインがカチャカチャと自動的に組みあがっていくような、
そんな一連の出来事に、わしは運命というやつを感じていた。









時は満ちた!

























役者は揃った!!


















ドン!


















2010年7月20日




















ドン!!






















我らコンゴ隊 ・ 通称 「麦わらの一味」 、





















ドン!!!















満を持して 



















出・発ッ!!






























わしを置いて。
















置いて・・・
















置いて・・















置いて・
























我、未ダ虜囚ノ身ヨリ解放サレズ・・・






















5月!
もともとわしゃ、来たるコンゴ戦線に向けて、
物資調達とか、伝染病対策とかをキチっとするために日本に一時帰国したんじゃ!

















ところが、なぜかまだ日本から出ることができません(大号泣)。



















それどころか、
メンバーの一人、リアル格闘家「ロロノア・ガザリアン」も、
わし同様、準備を整えようと一旦帰国したところ、
交通事故に遭い 、戦線離脱ッ!!
(本当です)




これって行く前から選別が始まっているのか?
・・・恐るべしコンゴ。
まさに、選ばれた者のみ入ることを許される国。 ゴッドランド(GOLAN)。




あの時感じた~ Ah 予感はニセモノ♪





わしにはまだ、その資格がなかったということだろうか。
不適格者、選ばれなかった男。
さながら MMRのキバヤシ のように、
顔の白黒が反転した状態で立ち尽くすのみ(ついでに失禁中)。



「え~ 外れるのはカズ、三浦カズ」
って言われた時のキングの気持ちが、なんかわかる気がした。



「オレがいなきゃ」 と思っていたのは、本人だけだったのだ。







発案者不在のまま、4人で結成したコンゴ隊は
結局2人 という大艦隊でグランドラインを攻め落とすことになった。




人数の減少はリスクの増加に直結する。
成功率が半分、キツさが倍になったと言っても言い過ぎではない。



だが、わしが信じた仲間。彼らなら必ずやり遂げてくれるだろう。
あとで行こうと思っているわしは苦労せず現地情報のみ手に入れてシメシメ・・・
バトンは渡したぜ・・・




君らに託そう、漢(おとこ)の想い、夢を・・・
行け!! 麦わらの一味よ!!
ひとつなぎの秘宝は、君たちの心の中にあるのさ(涙)!!



  















全国10名 の読者のみなさま。
わしの魂をも(一方的に)背負わされ戦い続けるコンゴ隊の応援、
よろしくお願いいたします。
続報は 数カ月おきに 発信予定!!
待て次回!!

















そして、



















ワシハマダ日本ニイルノデドナタカ遊ンデクダサイ・・・
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